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包装資材関連商品 値上がり情報 2004
原材料の価格変動や流通の動向など、当社の取り扱い商品に関連する新聞記事を抜粋して紹介しております。


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2004年度 石油化学製品値上がり情報
 Packweb当サイトをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 また平素は格別のお引き立てを賜りお礼を申し上げます。

 さて、本年(2004年)2月以降、原油、ナフサ価格の高騰と構造的なポリプロピレン、ポリスチレン等の供給逼迫が続いています。いづれも背景には中国の旺盛な需要に対しての世界的な供給不足があり、この需要帯との状況は当分続く見込みと思われます。
 弊社に対しましても包装資材、容器、フイルムメーカーより強く値上げの申し入れがあり、折衝を重ねてまいりました。しかしながら、原料の確保と製品の安定供給の責任を果たすためには、値上げを受けざるを得ない状況となっています。
 今回の価格改定は石油化学製品全般の動きであり、ユーザーの皆様にもご理解を頂き、応分の負担をいただかなければならない現状と考えています。

 弊社といたしましては、これを契機にさらなる品質とサービスの向上に努力して参ります。また当ページに新聞等の情報等を掲載していち早く市況をお伝えして参ります。

 何卒、諸事情にご理解を頂き、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2004年12月18日 追記

■ 新聞記事より抜粋
2004年12月18日

日本経済新聞
ポリエチレン 4次値上げ表明

 東ソーは食品包装フイルムなどに使う汎用合成樹脂ポリエチレンの値上げを表明した。低密度品、直鎖状低密度品、高密度品、エチレン酢酸ビニールコポリマーの4品目が対象で、上げ幅は各1キロ15円。原料ナフサ(粗製ガソリン)高などが理由で、値上げ表明は2月以降、今年4回目。2005年1月14日出荷分からの実施をめざす。

2004年12月11日

日本経済新聞
食品包装用合成樹脂フイルム  異例の再値上げ決着

 食品包装向け合成樹脂フイルムの今年2回目の値上げ交渉が決着した。好調な需要や原料コスト高騰を背景に需給がひっ迫し、安定調達を優先したい印刷会社(フイルム加工会社)がフイルム会社の値上げを要求通りに受け入れた。デフレの影響が川下に近い製品フイルムが年2回値上がりするのは異例だ。

 東洋紡、フタムラ化学、東セロは10月にポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイルムの値上げを相次ぎ表明した。目標額は各社とも1連(500平方メートル)300円(汎用品で12-15%)。大口需要家の大日本印刷、凸版印刷は、「12月出荷分から満額で受諾した」(大日本印刷)。

 中略

 今年のフイルム販売は猛暑による飲料用途の好調や景気回復で前年を上回っており、8月は前年比5%を超えた。ところが、一部石化会社が値上げを拒むフイルム大手への樹脂供給を一時止めたことなどによる供給不安を背景に、仮需が発生したこともあり、需要に生産が追いついていない。一部製品では1ヶ月もの納期遅れが生じている。「出荷拒否をにおわせたフイルム会社もあり、今回は受諾以外の選択肢がなかった」(凸版印刷)という。
 印刷会社は今後、製菓会社や食品会社にフイルム加工品の値上げを求めていく。ただ最終製品の食品や菓子は依然デフレ圧力にさらされている。今年1回目の転嫁させ終わっていない交渉先もあるとされ、再値上げの連鎖が川下に及ぶかは不透明だ。

プラスチックコンテナなど 3次値上げ表明  大日本インキ

 大日本インキ化学工業は10日、資材・貨物搬送用のプラスチックパレットとコンテナの値上げを表明した。原料樹脂ポリエチレン、ポリプロピレンの調達価格が上がっているためで、値上げ表明は3月、9月に続き今年3回目となる。
 以下略。

2004年12月2日

日本経済新聞
汎用合成樹脂4次値上げ  住友化学、ナフサ高転嫁

 住友化学は1日、汎用合成樹脂のポリエチレン、ポリプロピレンを値上げすると発表した。基礎原料ナヅサ(粗製ガソリン)価格が上昇しているため、転嫁値上げで採算悪化を防ぐ。値上げは2月、6月、9月に続いて今年4回目となる。
 ポリエチレンは包装フイルムやレジ袋、ポリプロピレンはフイルムや雑貨などに使われる。上げ幅は両樹脂とも1キロ10円(平均8%弱)で、15日出荷分からの実施を目指す。すでに出光興産、三菱化学グループが同様の4次値上げを表明している。

 中略

 10月までに決着したポリエチレン、ポリプロピレンの3次値上げでは「3万4千円の国産ナフサを前提とした水準にまで製品価格を修正した」(米倉弘昌社長)が、同社は10-12月の国産ナフサを独自に3万6千−3万7千と予想。一段のナフサ高が両樹脂の製造コストを圧迫すると説明している。

2004年11月20日

日本経済新聞
ポリスチレンシート  サンディック値上げ表明

 サンディックは弁当・惣菜の蓋や菓子トレーに使うポリスチレンシートの値上げを表明した。原料となるポリスチレンの調達価格上昇を転嫁する。上げ幅は1キロ当たり20円(一般品で約7%)で、12月21日出荷分からの実施をめざす。
 サンディックは旭化成ライフ&リビングと大日本インキ化学工業の共同出資により10月1日に設立された。両社とも年初から計3回の値上げを打ち出しており、今回は実質的な4次値上げとなる。

2004年11月19日

日本経済新聞
汎用樹脂4次値上げ   三菱化学系2社が表明

 三菱化学系の日本ポリエチレン、日本ポリプロは18日、それぞれ汎用合成樹脂ポリエチレンの値上げを発表した。原料ナフサ(粗製ガソリン)高が理由で、12月15日納入分からの実施をめざす。値上げ表明は1月、6月、8月に続き今年4回目。
 ポリエチレンは食品包装フイルム、ポリプロピレンは自動車部品などに使う。上げ幅はポリエチレンが1キロ12-15円(10%〜12%)ポリプロピレンが同10-15円(8〜11%)。両樹脂最大手の4次値上げ表明を受け、同様の動きが広がりそうだ。
 ナフサのスポット(当用買い)価格は原油反落の影響で軟化しているが、なお1トン400ドルを超す高水準にある。
 両者は10-12月期の国産ナフサ価格を7-9月より15%高い1キロリットル3万6,000円と予想。「このままでは事業採算が悪化するため、過去の値上げの未達分を含め需要家に転嫁を求める」としている。

2004年11月11日

日本経済新聞
ベンゼン、14年ぶり最高値  7-9月 国産ナフサ急騰を映す

 石油化学製品の基礎原料ベンゼンの7−9月の国内価格が約14年ぶりに過去最高値を更新した。世界的な需給ひっ迫による国際価格高騰と国産ナフサ(粗製ガソリン)急騰を映した。10-12月はナフサ高の影響でさらに値上がりする公算が大きく、ベンゼンを原料とする合成樹脂フェノールなどの価格を一段と押し上げそうだ。

 本文省略

ベンゼンの国内価格
ポリスチレン4次値上げ表明  東洋スチレンなど

 東洋スチレンは10日、食品トレーなどの原料となるポリスチレンを12月出荷分から1キロ15−20円(一般GPで10−13%)値上げすると発表した。日本ポリスチレン(同・中央)も同日、同月16日出荷分からポリスチレン全製品について1キロ20円(10−13%)の値上げを発表し、大手メーカーの今年4回目の値上げ表明が出そろった。
 各社とも原料高を理由にしている。ベンゼンやスチレンモノマーは原油高騰やアジアでの価格上昇を背景に値上がりしている。 

2004年11月9日

日本経済新聞
汎用樹脂、4次値上げ  PSジャパン・出光興産も表明

 ポリエチレンなどの汎用樹脂メーカーが8日、相次いで今年4回目の値上げを表明した。出光興産は食品包装材などに使うポリエチレン、ポリプロピレンを22日出荷分から引き上げると発表。PSジャパンも食品トレーなどにつかうポリエチレンを12月16日出荷分から値上げする。原料高が理由だが、年4回の値上げ表明は極めて異例。
 出光興産はポリエチレン、ポリプロピレンをともに1キロ15円値上げする。上げ幅はポリエチレンで約13%、ポリプロピレン12%。原料国産ナフサ(粗製ガソリン)価格が年末から来年初めにかけ1キロリットル約3万8千円に上がると予想。コスト増による採算悪化を防ぐ。両樹脂の4次値上げ表明は同社が初めて。
 PSジャパンはポリスチレンを全品種1キロ20円(大口向けGPで約13%)引き上げる。原油とベンゼンの高値で原料スチレンモノマーが急上昇しているのが理由。同社はポリスチレンの国内最大手。すでに大日本インキ化学工業が同額の値上げを表明している。
 値上げが完全浸透すれば、年初から上昇幅はポリエレン、ポリプロピレンが1キロ40円強、ポリスチレンは同61円に達する。樹脂高が最終製品にほとんど転嫁されておらず、度重なる値上げにユーザーが何色を示す可能性もある。

2004年10月30日

日本経済新聞
ポリスチレン4次値上げ  大日本インキ

 大日本インキ化学工業は29日、食品トレーた家電の原料となる汎用樹脂ポリスチレンを値上げすると発表した。原料スチレンモノマーの調達価格上昇が理由で、目標額は1キロ20円。上げ幅は大口向け汎用品で12-13%とみられる。値上げ表明は2月、6月、8月に続き今年4回目。ポリスチレンで4次値上げを打ち出したのは同社が初めてとなる。
 11月22日納入分からの実施をめざす。PSジャパン、東洋スチレン、日本ポリスチレンも同様の値上げを検討しており、近く表明する見込み。
 原料となるスチレンモノマーの価格は、原油高によるベンゼン高を背景に急騰。同社は既に3回目の値上げで販売価格を40円以上引き上げているが、原料コストの上昇に追いつかないとして再転嫁を決めた。他の汎用樹脂でも住友化学などがポリエチレン、ポリプロピレンの4次値上げを検討している。

2004年10月27日

日本経済新聞
スチレンモノマー 4回目の値上げ  三菱化学が表明

 
三菱化学は合成樹脂スチレンモノマーの中小需要家向けの値上げを決めた。11月1日出荷分から1キロ15円(平均10%強)の引き上げを目指す。ベンゼンなど原料価格の上昇が理由で、値上げ表明は今年4回目となる。
合成樹脂多層フイルム値上げ  大日本インキ 来月分

 大日本インキ化学工業は26日、食品包装用の合成樹脂多層フイルムを500平方メートル300円値上げすると発表した。11月1日出荷分からの実施を目指す。値上げは6月実施分に続き今年2回目。1回目の値上げ後に原料樹脂価格が2度上がり、未転嫁することにした。
2004年10月22日

日本経済新聞
奔流 素材インフレ 広がる調達危機3  輸入品の流入減速

中国需要で逆内外価格差


食品包装資材や家電製品などに使われる汎用樹脂ポリスチレン。既に今年3回目の値上げが浸透。最大手のPSジャパンは4次値上げの検討に入った。強気な姿勢の裏には、原油高による基礎原料ナフサ(粗製ガソリン)価格の高騰に加え、「日本の価格はアジアの標準価格に比べ、まだ安い」(荒浪淳社長)ことがある。
 ポリスチレンの国内価格は現在、1キロ161円(中心値、GP大口向け汎用品)と年初比34%高い。この間、中国など東アジア品の輸入品価格は中国需要の拡大で36%上昇、経費込みで175円と国産品に比べ10円以上高くなった。
 かつては国内価格が高騰すれば割安な輸入品が流入して市況を冷やした。しかし現状は輸入品の方が高い。「逆内外価格差」。輸入品の流入減速が需要家の調達不安をあおり、相次ぐ値上げの浸透につながっている。

中略

 スーパーなどが需要家のレジ袋では、輸入品の4割以上を占める中国製ポリエチレン袋の輸入価格が8月には1キロ180円と年初年比で21円(14%)高くなった。これを”支援材料”にレジ袋大手の福助工業は今年2回の値上げを実施、10月に3回目の値上げを表明した。「輸入価格を知る大手スーパーほど値上げに理解がある」(細川作次専務)と話す。
  中略
 素材インフレの合間に起きた「逆内外価格差」は国内価格の上昇が続けばいずれ解消に向かう。「国内市場は再び輸入品の動向に揺さぶられる」との見方は根強い。

ポリスチレンの輸入量と国内価格
2004年10月20日

秋田さきがけ新聞
汎用樹脂 原油高続き値上げ  化学各社が今年3度目

 大手化学メーカー各社は19日、レジ袋や食品包装フイルムなど幅広い用途で使われる汎用樹脂のポリエチレンとポリプロピレンの出荷価格について、引き上げを決めたことを明らかにした。
 原料となる原油が高騰を続けているためで、今年3回目の異例の値上げ。各社は、収益を確保するために販売先に製品価格の引き上げを要請していた。年初からの値上げ率は計約30%となり、樹脂を使った製品や材料の価格を押し上げそうだ。
 三菱化学グループは8月にポリエチレンとポリプロピレンの価格引き上げを販売先に求め、今月上旬に1キロ当たりいずれも15円引き上げることで合意した。三井化学も12円以上の値上げ幅で、今年3回目の価格交渉をおおむね決着させた。
 また住友化学工業は、今年1日から3回目の値上げを盛り込んだ両樹脂の一部を出荷。旭化成は家電の外枠などに使われるスチレンモノマーについて、今年5回目の値上げを表明している。

2004年10月19日

日本経済新聞
−1面(上記)の解説−
汎用樹脂3次値上げ
 加工品も転嫁に動く

  
 汎用樹脂ポリエチレン、ポリプロピレンの値上げ交渉決着を受け、買い手の包装用フイルムメーカーなど加工品メーカーも転嫁値上げに動き出した。原料調達コストが上がり、転嫁で採算を確保しなければ安定供給を維持できないためだ。すでに年末商戦向けの需要拡大で品薄が生じている製品も多く、転嫁が進む可能性もある。
 原油高騰に伴う合成樹脂原料のナフサ(粗製ガソリン)高騰を理由に今年3回目の汎用合成樹値上げ交渉が決着した時点で、石化製品のコスト上昇メーカーから合成樹脂加工各社に移った格好だ。このままでは樹脂加工各社の採算が大幅に悪化するため、各加工各社と最終製品メーカーとの値上げを巡る工房が本格化している。
 東洋紡、二村化学工業、東セロなど大手フイルムメーカーは包装用フイルム価格を引き上げる今年2回目の交渉に入った、各社とも転嫁を見合わせいた2回目の樹脂値上がり分を含む転嫁で、上げ幅は500平方メートル当たり300円(9−15%)以上。11月までの決着をめざす。
 レジ袋大手、福助工業は、レジ袋の出荷価格を、21日出荷分から引き上げると表明した。値上げは今年3回目で、上げ幅は一律10%。大日本インキ化学工業も貨物用プラスチックパッレト、コンテナの今年2回目の値上げ交渉を進める。積水化学工業の子会社ライフテックは1991年以来約13年ぶりにごみ箱、バケツなど家庭製品の値上げにのり出した。
 食品包装フイルムやレジ袋、貨物パレットなどは、年末商戦に向けて荷動きが活発になる。これから消費者の低価格志向や企業のコスト削減の影響で値上げの難しい商品とされたが、包装フイルムは一部製品で既に納品が遅れが生じており、「今回は早く値上げを受け入れてもらえそうだ」(大手フイルムメーカー)との声も聞かれる。
汎用合成樹脂・原料から加工品までの流れ      主な樹脂加工品の最近の値上げ交渉

2004年10月18日

包装タイムス
一軸延伸フイルム値上げ  三井化学プラテック CC3銭、11月1日分から
興人 シュリンクフイルム値上げ  CC3銭、10月21日分から
10月21日出荷から値上げ  二村化学工業 OPP、CPP、LL全製品
東セロ ポリオレフィン系、蒸着系全製品値上げ  連300円以上、11月1日分から
2004年10月13日

日本経済新聞
フイルム値上げ 東セロも表明  食品包装用

 東セロは12日、食品包装などに使うポリチレンフイルム、ポリプロピレンフイルムの値上げを表明した。上げ幅は500平方メートル300円(9-10%)以上。11月1日出荷分からの実施を目指す。値上げは5-6月実施分に続き今回2回目。すでに東洋紡、二村化学工業が再値上げを打ち出しておりフイルム大手の表明が出そろった。
 東セロは今年3回目の樹脂値上げを求められている。「原料確保のため受け入れざるを得ない」(包装フイルム営業部)と判断。転嫁を見合わせていた2回目の値上がり分を含め転嫁する。アルミ蒸着フイルムも11月出荷分から同300円以上値上げする。

2004年10月11日

包装タイムス
EPS値上げ実施  JSP 10月21日からキログラム20円増

 
JSPは、発砲ポリスチレン(=EPS)全グレードの価格を、10月12日納品分から1キログラムあたり20円値上げする方針を固めた。
 中略
 現在、スチレンモノマーは中国を中心に需要が高まっている。加えて、ベンゼンの価格高騰に対処しての国内メーカーの減産などで逼迫している。同社では、今後もベンゼンの高値安定が続くとの見通しから、今回今年4回目の発砲ポリスチレンの値上げに踏み切る。

信越ポリマー ラップ製品値上げ実施  11月1日出荷分から10%以上

 信越ポリマーは、ラップ製品の値上げを実施する。塩ビ系ラップ「ポリマラップ」とオレフィン系ラップ「バリバ」で、それぞれ業務用と小巻タイプが対象。11月1日出荷分から実施し、値上げ幅は現行価格の10%以上となる。
 中略
 同社でもこれまで、ラップ事業における生産や販売、物流などあらゆる業務改善に取り組み、値上げ分の吸収に努めてきた。しかしながら、現在価格レベルはこうした自助努力の限界を超えており、メーカーとして継続的な製品安定供給を果たすため、今回の値上げに踏み切った。

東洋紡 ポリオレフィン系フイルム値上げ  10月21日出荷分より15〜20%

 東洋紡はポリオレフィン系フイルム製品を値上げする。2軸延伸ポリプロピレン(OPP)フイルム=商品名パイレンOPP、無延伸ポリプロピレン(CPP)=パイレンCPP、直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)フイルム=リックスLLを対象に10月21日より実施する。
 中略
 なお、同社は原料価格急騰を要因にナイロン、PET両フイルム製品に関し10月1日出荷分からの価格修正を打ち出したが、両フイルム製品ともすでに完全に浸透したという。

大倉工業 今年3度目の製品値上げ  10月10日受注分から実施

 大倉工業はポリオレフィンフイルム製品価格の値上げの方針を決定した。3月、6月末に続き、今年に入り3度目。価格修正幅は、10月10日受注分より原反でCC当たり2銭、2次加工製品では従来価格の10%アップ。原料価格の値上がりに鑑み、安定供給、事業を継続させるために適正品価格への再々の修正決定としており、需要家筋の反応が注目される。
 同社は、今年3月17日付けで第一次の製品値上げに踏み切り、続いて6月30日付けで第2次製品値上げを実施している。しかし、現在原料ナフサの高騰は勢いを止めることなく、各原料メーカーからは9月21日もしくは10月1日から今年に入って第3回目の原料値上げの通知を受けるにいたったとしている。従ってこのままでは「特定グレード指定の原料を使用するフイルム製品については安定供給に支障がでることも予想されます」と同社は現状認識を示している。
 第1次、第2次原料値上げに伴う製品の適正価格への修正が未だ不十分な上、さらに第3次の原料値上げにたいして、同社では、「強く抵抗しておりますが、原料メーカーの意志は固く、受けざるを得ない状況」にいたっているとして、事業を存続させる上で製品価格が不可避の状態にある。このため今年3度目となる原料値上げに伴う製品の適正価格への再々修正の方針を決定したもの。

2004年10月5日

日本経済新聞
食品包装用フイルム 東洋紡が再値上げ  原料樹脂の調達価格上昇

 東洋紡は4日、食品包装に使うポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイルムを値上げすると表明した。原料樹脂の調達価格が上昇しており、製品転嫁で採算悪化を防ぐ。同社は、6月にも値上げを実施しており、実現すれば今年2回目。東セロ、二村化学工業など他のフイルムメーカーも追随する可能性が高い。
 値上げ幅はポリエチレン製、ポリプロピレン製ともに500平方メートル当たり300円(12-15%)。21日出荷分から実施を目指し、需要家のフイルム加工会社(印刷会社)と交渉に入る。
 住友化学など大手石化会社は原料のポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂について今年3回目の値上げを打ち出している。原料高で原料のエチレン、ポロピレンの価格が上昇、調達も難しくなっているためだ。
 フイルムはこれから需要期に入り、原料の安定調達は不可欠。このため東洋紡は、「一部の石化会社に値上げの受け入れを伝えた」(東京包装フイルム営業部)。樹脂価格の上昇は今年3回目になるが、同社は最初の上昇分しか転嫁しておらず、今回は、2回目、3回目をまとめて転嫁する。

2004年10月4日

包装タイムス
プラコンなど値上げ  三菱樹脂

 三菱樹脂は、物流として幅広い用途で使用されているプラスチックコンテナおよび関連製品価格の値上げを実施した。上げ幅は10〜13%で、10月1日出荷分からの適用となる。原料価格の高騰によって急速に悪化した不採算を是正し安定供給を図るためには、価格修正しかないとの判断だ。
 プラスチックコンテナ、パレットなどの主原料であるポリプロピレン、ポリエチレン樹脂の国内価格は昨年から、急速なテンポで上昇を続けている。原因に、昨今の原油・ナフサ価格の高騰に加えて、中国を中心とするアジア地域の需要増大が挙げられる。
 メーカーにとって原料の値上げは、製品の安定供給のためには受け入れざるを得ないもの。同社としも、生産の合理化策を実施するなど徹底したコスト削減に努めてきたが、原材料や副資材価格の上昇を上回る効果を挙げることはできず、悪化を続ける採算の是正のため値上げに踏み切る結果となった。

ゴミ袋2次値上げ実施
三井化学プラテック  10月1日出荷分より30%以上

 三井化学プラテックは、10月1日出荷分よりごみ袋の値上げを実施した。今回の値上げは、今年4月に続く第2次値上げとなるもので、値上げ幅は一律30%以上となる。
 昨秋より続く原料価格の高騰により、それまで低価格競争が続いていたゴミ袋を取り扱う各社の収益は急激に悪化。いうまでもなく、同社も多大な影響を受け、今年4月に約10%の値上げを実施した。しかしながら、それ以降も原料価格は上昇し続け、9月に入ってからはLDPEで1300ドルを突破した。
 同社では、さらなる値上げ実施を実施しなければ、供給不安はもとより供給を停止せざるを得ない状況と判断。需要家への理解と強力を求めていく。

2004年9月28日

日本経済新聞
プラスチックコンテナなど 大日本インキ、再値上げへ

 大日本インキ化学工業は27日、資材・貨物搬送用のプラスチックパレットとコンテナの出荷価格を引き上げると決めた。10月21日出荷分からの実施をめざす。原料となる合成樹脂のポリエチレン、ポリプロピレン調達価格が上昇しているのが値上げの理由。値上げ表明は3月依頼、今年2回目となる。
 上げ幅は一律10−15%。具体的な値上げ額は製品によって異なる。需要家の食品・飲料メーカーやトラック輸送会社などと交渉する。
 石化各社は春、夏と今年2回にわたって原料樹脂の値上げを実施。年初から上げ幅は約20円に達した。同社は採算確保へ、低コストの再生品販売を強化するなどしたが、度重なる原料価格の上昇を吸収しきれなくなっているとしている。
 プラスチックパレッットとコンテナの販売量は景気回復や木製品からの転換需要を背景に伸び続けている。同社は、「原料高の下でも製品を安定供給するために再度のコスト転嫁が必要」と話す。

2004年9月27日

包装タイムス
リスパック 10月1日に8%以上で値上げ  容器全般、今春に続き第2次

 リスパックは、10月1日出荷分から、食品プラスチック容器全般で8%以上の値上げに踏み切る。9月に入り各地で開催されるディーラーを集めてのリスパック会勉強会などの席上、明らかにされた。
 同社は今春から夏まで、原料値上げなどを背景に容器製品の第1次値上げを行ったが、このころからプラスチック原料の新たな価格高騰が始まっており、これを受け製品の再値上げに踏み切らざるを得ない状況だったという。

後略

三菱樹脂 包装用フイルム値上げ  10月21日分出荷から10%増

 三菱樹脂は包装用フイルム関連製品の価格を値上げする。対象商品は、食品包装用ラップフイルム、ナイロン系フイルム、透明蒸着フルムで、10月21日出荷分から実施する。上げ幅はそれぞれ現行価格の10%。同社は今春にも価格改定を打ち出したが、全面的な浸透には至らず、騰勢を強めるナフサ粗原料を背景に、樹脂メーカーによる2次値上げの要請も厳しく採算確保、メーカーとしての安定供給確保には価格改定しかないと判断した。

後略

2004年9月25日

日本経済新聞
トップ記事
原油高 じわり波及 景気減速 懸念も
ガソリン1ヶ月で5円上昇 合成樹脂3度目値上げへ

 原油価格高騰の影響が石油製品の価格など各方面にじわりと波及してきた。レギュラーガソリンの店頭価格が1ヶ月で5円の大幅高となったほか、石化各社は食品パックウェブなどに使う合成樹脂の今年3回目の値上げを打ち出した。代表的な指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は初めの1バーレル50ドル目前。原油高が今後も続くようだと、個人や企業活動への影響が大きくなる可能性もある。

中略

 弁当容器や食品トレーの原料となる汎用合成樹脂のポリスチレンでは、すでに今年3回目の値上げが浸透した。同じく汎用樹脂ポリエチレン、ポリプロピレンでは、三菱化学グループなど石化大手が今年3回目の値上げ交渉を需要家のフイルムメーカーなどと進めている。上げ幅は1キロ10−15円(8-13%)。実現すれば年初からの上げ幅は約30円(25−30%)となる。ただこの間のWTI原油の上昇率は約45%に達している。

運賃値上げ

後略

2004年9月23日

日本経済新聞
ポリスチレン値上げ浸透 今年3回目 減産で需給締まる

 食品容器、玩具などに使うポリスチレン樹脂の今年3回目の値上げが浸透した。原料スチレンモノマーの値上がりや調達難を理由に大手メーカーが減産し、需給が逼迫したためだ。需要家の加工メーカーも自社製品価格への転嫁を急いでいる。

 
SPジャパン、東洋スチレン、日本ポリスチレン、大日本インキ工業は8月上旬に1キロ25−30円の値上げを打ち出していた。需要家の積水化成品工業などは9月1日出荷分から25円(平均17%)の引き上げを受け入れた。一部では30円上げの合意もある。

 3月、7月の値上げと会わせ、年初から上昇幅は41円に達する。汎用樹脂で3回目の値上げが実現したのはポリスチレンが初めてだ。 

中略

 ポリスチレン各社は慢性的な供給過剰を解消するため設備廃棄と事業統合を進めてきた。かつて約160万トンあった国内生産能力は現在、約100万トンに減少。「安定調達のため値上げをのまざるを得なかった。」(大手加工メーカー)という。
 加工メーカーも値上げ受け入れに先行して転嫁値上げに動いている。積水化成品は食品トレーなどに使う発砲ポリスチレンシートの1キロ33円引き上げを要求し、「おおむね浸透しつつある」という。エフピコも食品トレーの平均8%値上げを量販店などに交渉している。


ポリスチレン樹脂の在庫量と出荷量の前年同月比伸び率
2004年9月20日

包装タイムス
PETフイルム価格修正  二村化学工業

 
二村化学工業は、PETフイルムを10月1日出荷分より、厚み12マイクロメートル連当たり(500平方メートル)300円以上、全グレードで引き上げる方針を決めた。4月に価格修正を行っているが、依然、原料価格が高騰しているため製品の安定供給を果たすための再度の価格修正としており、需要家筋の反応が注目される。

以下略

エフピコ 値上げ幅、平均8%  10月1日出荷分より実施

 エフピコは10月1日出荷分より製造製品全般の販売価格を平均8%値上げすると決定した。食品包装容器の主原料であるPSおよびPP樹脂の原料メーカー各社からの値上げを受けたもの。

以下略

2004年9月9日

日本経済新聞
ポリエステルフイルム 再値上げを表明  二村化学 来月から

 二村化学工業は8日、食品包装に使うポリエステルフイルムの国内出荷価格を10月から10%強引き上げると決めた。原油高の影響で原料価格が上がっているため、コスト転嫁で採算を確保する。値上げ表明は4月に続き今年2回目となる。
 上げ幅は500平方メートル当たり300円以上。10月1日出荷分からの実施をめざし、印刷会社など需要家と交渉する。すでにユニチカ、東洋紡が再値上げを打ち出しており、ポリエステルフイルム大手の再値上げ表明がでそろった。同社が4月に打ち出した同300円の値上げは「平均で希望額の八割浸透した」(フイルム事業部)。しかし基礎原料の高純度テレフタル酸やエチレングリコールの国際価格が中国の合成繊維向け需要増などを背景に上昇を続けており、同社のポリエステル調達価格も上昇している。需要は景気回復や輸入品の現象を背景に好調が続いている。在庫の積み増しが老津かず「3ヶ月待ち、4ヶ月待ちの需要家もある。」(同)原料の安定調達を可能にするためにも、再度の転嫁が必要としている。

2004年9月8日

日本経済新聞
ポリエチレンの再々値上げ表明  東ソー 来月分から

 東ソーは汎用合成樹脂ポリエチレンの国内出荷価格を12−13%引き上げると発表した。対象はごみ袋などに使う低密度品、食品容器などに使う高密度品、農業資材などに使うエチレン酢酸ビニールコポリマーの3品で、10月1日出荷分から1キロ15円の値上げを目指す。値上げ表明は今年3回目。ナフサ(粗製ガソリン)高で悪化している事業損失の改善に結び付ける狙いだ
2004年9月3日

日本経済新聞
エフピコ、食品トレー再値上げ

 プラスチック製簡易食品最大手のエフピコは3日、食品トレーの出荷価格を平均8%引き上げることを決めた。6日に発表する。ポリスチレンなどの原料の価格上昇と調達難が理由で、2月に続く今年2回目の値上げ表明となる。
 値上げはポリスチレン樹脂をはじめ全製品が対象で、標準的なトレー1枚の上げ幅は0.2円程度。10月1日出荷分からの実施を目指し、大手量販店などの需要家と交渉する。
 原料高を理由に2月に打ち出した値上げは「8月末までに7割ほど浸透した」(小松安弘社長)ばかり。合成樹脂メーカーから、6月、8月と2回にわたり値上げを要求され、10%近くの供給削減を打診するメーカーもあるという。「原料の安定供給調達のために再度の転嫁を求めざるを得ない」と判断した。


原 油 高 騰 の 資 料  2004年9月7日追加
原油高騰の資料


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