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| 包装資材関連商品 値上がり情報 2005 | |
| 原材料の価格変動や流通の動向など、当社の取り扱い商品に関連する新聞記事を抜粋して紹介しております。 |
| ■ 新聞記事より抜粋 | ||||
| 2005年12月7日 日本経済新聞 |
合成樹脂 値上げ浸透 通算6回目、計4-5割高
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| 2005年11月25日 日本経済新聞 |
ポリスチレン値上げ浸透 11月出荷国内価格 1年2ヶ月ぶり上昇 食品容器や玩具などに使う合成樹脂ポリスチレンの値上げが浸透し、国内価格が1年2ヶ月ぶりに上昇した。樹脂メーカーがナフサ(粗製ガソリン)やベンゼンなど原料価格の上昇を理由に求めていた1キロ10円(7%前後)の引き上げを、需要家が11月出荷分から受け入れた。 PSジャパン(東京・文京)や東洋スチレン(同・港)などは10月出荷分からの値上げを表明し、交渉に入った。食品容器メーカーなど需要家は当初、樹脂の需要不振を理由に強く抵抗した。樹脂メーカーは出荷量の削減をほのめかし、需要家を押し切った。 ポリスチレンの国内需要は減少傾向にある。メーカー各社は需要を引き締めるため、今春から能力に比べ10%程度の減産に取り組んできた。国内ではメーカーの再編が進み、大手2社がシェアの7割を占めるようになった。メーカーの価格交渉力が高まっていることも値上げ浸透の一因になっている。 |
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| 2005年11月3日 日本経済新聞 |
合成樹脂フィルム 1年ぶり値上がり 印刷各社、6%分受け入れ 食品包装などに使う合成樹脂フィルムの値上げ交渉が決着した。フタムラ化学(名古屋市)などメーカー各社が原料高を理由に表明した汎用品で9%前後の値上げを、買い手の大手印刷各社が約6%分受け入れた。卸値上昇はほぼ1年ぶりで昨年から通算3回目。今年に入ってからの原油の一段の高騰に伴う合成樹脂分野の値上げは包装資材段階まで及んできた。 包装用フィルム大手のフタムラ化学、東洋紡、東セロなどは、基礎原料ナフサ(粗製ガソリン)高で原料の合成樹脂が高騰したのを理由に、9月出荷分からポリプロピレンとポリエチレンの値上げを相次ぎ表明。上げ幅は両フィルムとともに500平方メートル当たり300円(汎用品で9%)。 石油化学各社はフィルム各社に昨年から合計5回の合成樹脂値上げを要請。フィルム各社は今年夏までに受け入れた。 交渉は当初、印刷会社が製品価格への転嫁が困難であるのを理由に値上げに強く抵抗した。だが、季節需要が上向いた10月になって、品薄感も出てきたことから印刷会社側が軟化。食品用はほぼ200円(6%)の上げ幅で10月21日出荷分もしくは11月1日出荷分からの値上げを受け入れた。原材料の「安定調達のためにはやむを得ない」(大手印刷会社)と折り合った。衣料包装や雑貨包装用フィルムの値上げもほぼ同額の幅で買い手が値上げを受諾した。 印刷各社は包装用フィルムの仕入れ価格上昇を理由に菓子袋などを10%前後値上げすることを相次いで決め、主要ユーザーの加工食品メーカーなどと交渉に入った。 ただ昨年2回のフィルムの仕入れ価格上昇を理由にした製品値上げは原材料費上昇分の25%ほどしか転嫁できていない。値上げ浸透には消費者向けの最終製品価格の引き上げが条件となるだけに、消費者の根強い低価格志向の下で、交渉は長引く見通しだ。 ![]() ![]() |
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| 2005年10月4日 日本経済新聞 |
ポリスチレン大手の値上げ表明出そろう 原料高転嫁へ 東洋スチレン(東京・港)と日本ポリスチレン(東京・中央)は、食品トレーなどに使う汎用合成樹脂、ポリスチレン全製品を21日出荷分から値上げするとそれぞれ表明した。原油高に伴うスチレンモノマーなど原料価格の高騰を製品に転嫁する。両社の値上げはともに昨年秋以来、ほぼ1年ぶり。これでポリスチレン大手の値上げ表明が出そろった。 東洋スチレンの上げ率は7-8%で、上げ幅は一般ポリスチレンGP規格品で1キロ当たり10円、一般ポリスチレンHI規格品で同30円。日本ポリスチレンは全規格・品種で1キロ10円(約6%)引き上げる交渉をする。すでに最大手のPSジャパン(東京・文京)が値上げを打ち出している。 |
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| 2005年9月15日 朝日新聞 |
レジ袋メーカー苦境 原油高・輸入増・有料化… 中小企業の多い国内のレジ袋メーカーが、苦しんでいる。原油高で原料のポリエチレン価格が急上昇しているためだ。中国などからの安価な輸入品に押されているうえ、今後、スーパーなどで無料配布されているレジ袋が有料化されれば、需要は減る。メーカーからは「経営努力はそろそろ限界」との声も出ている。 ![]() 中略 昨年から5度にわたるポリエチレンの値上げで、ジェイフィルム(東京都千代田区)では調達価格が1.5倍にはねあがった。レジ袋は1枚数円の販売価格の半分以上を原料費が占めるため、昨年12月期決算は経常赤字に転落。値上がりの一部をスーパーなど出荷先への販売価格に転嫁したが、「顧客の反発が強く、全額を転嫁するのは難しい」。 三菱化学など原料メーカーは今秋、6度目の値上げをする。仕入れ先の原料メーカーと納入先のスーパーには売上高1兆円を超える大企業が並ぶのに対し、レジ袋メーカーは従業員数十〜数百人の中小企業が多い。フクレックス(埼玉県)の石井政由工場長は「両横綱に挟まれ、身動きがとれない」という。 以下略 |
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| 2005年9月5日 包装タイムス |
フタムラ化学 9月16日出荷から値上げ OPP、CPPは300円以上 フタムラ化学はポリオフィレン(PO)フィルムとセロハン製品を9月16日出荷分から引き上げる事を決め、需要家との交渉に入った。POフィルムの対象品目はOPP、CPP、一軸延伸PEフィルム、L-LDPEフィルムのそれぞれ全品種。値上げ幅はいずれの製品も1連当たり300円以上。原料レジンおよび副資材・物流費などの価格上昇分を転嫁し、フィルム製品の安定供給に努める考えだ。 以下略 |
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| フィルム製品値上げ 21日出荷分から 出光ユニテック 出光ユニテックは、ポリオフィレン系無延伸フィルム、二軸延伸ナイロンフィルム、ジッパーテープ、直線カット性補助材のフィルム4製品の値上げを表明した。原料価格の高騰、さらに副資材や配送費等のコスト上昇により圧迫の続く事業採算を、製品価格の改定により是正を図る。9月21日出荷分から実施する。 上げ幅はポリオフィレン系無延伸フィルム(商品名「ユニラックス」「ユニクレスト」)が連300円、二軸延伸ナイロンフィルム(同「ユニロン」「ユニアスロン」)が15マイクロメートル厚換算で同600円、25マイクロメートル厚換算で同1000円、ジッパーテープ(同「プラロック」)と直線カット補助材(同「ユニカット」)は現行価格に対しそれぞれ10%を値上げする。 以下略 |
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| 興人 フィルム製品値上げ 10月1日出荷分から 興人はポリオフィレン系シュリンクフィルム全製品と、二軸延伸ナイロンフィルム、共押出バリアナイロンフィルム、ハイブリッドコートバリアフィルム各製品の値上げを表明した。原料価格の騰勢を背景に、フィルム原料も続騰、さらに燃料費・物流費の上昇も加わるなど、事業採算が大きく圧迫される中、製品価格を改定して採算の是正を図るしかないと判断した。 上げ幅は、二軸延伸ポリオフィレン系シュリンクフィルム(商品名「コージンポリセット」同「コージンポリセット-CX」同「コージンポリセット-SW」)同「コージンポリセット-UM」がcc3銭。二軸延伸ナイロンフィルム(同「ボニロール」)、共押出バリアナイロンフィルム、(同「ボニーSPY」)、ハイブリッドコートバリアフィルム(同「コージンコーバリア」)が15マイクロメートル厚換算で連600円以上。 以下略 |
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| サン・トックス PPフィルム値上げ 26日出荷分から サン・トックスはポリプロピレンフィルムの値上げを表明した。OPPフィルム、CPPフィルムの汎用品から特殊品まで全製品を対象に、9月26日出荷分から実施する。 上げ幅は、連(20マイクロメートル厚換算)300円以上。 以下略 |
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| 2005年9月2日 日本経済新聞 |
包装フィルム 10%値上げ 三菱樹脂 三菱樹脂は食品包装フィルムを10月1日出荷分から10%値上げすると発表した。ナイロン製3品目とシリカ蒸着でガス遮断性を高めた1品目が対象。ナフサ(粗製ガソリン)などの原料高が理由で、引き上げの目標額は平均で500万平方メートル約600円となる。値上げ表明は昨年9月以来1年ぶり。 |
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| 三菱化学系、汎用樹脂値上げ 三菱化学系の日本ポリエチレン(東京・港)と日本ポリプロ(同)は1日、汎用合成樹脂ポリエチレン、ポリプロピレンを10月1日納入分から値上げすると発表した。原料ナフサ(粗製ガソリン)の価格高騰が理由。値上げ表明は4月以来、今年2回目。昨年から通算6回目となる。 引き上げ額はポリエチレンが1キロ20円(12-15%)以上、ポリプロピレンが同20-25円(11-14%)。両社は8月までに、1キロリットル3万5千〜3万7千円のナフサ価格を前提とした値上げを終えたが、原油急騰で10月以降のナフサは4万5千円に跳ね上がると判断した。コスト転嫁が円滑に進まない場合は減産も検討する。 中略 三井化学グループ、住友化学なども追従する見通しだ。 |
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| 2005年8月31日 朝日新聞 一面記事掲載 |
三菱化学、大幅値上げ 原油高転嫁 減産も 総合科学最大手の三菱化学は30日、原油価格の高騰に伴い、プラスチック製品などの原料となる石油化学製品を平均で約30%値上げすると発表した。原油が高騰し始めた昨年以来、引き上げ率は最大。今回は並行して減産も行い、製品価格への転嫁を進める構えだ。 旭化成など業界他社も追随値上げする見込みで、日用品などの小売価格への波及も懸念される。 中略 三菱化学が値上げする石化製品のうち、レジ袋や食品の容器などに使われる代表的な汎用樹脂のポリエチレンやポリプロピレンの値上げ率は約20%となる見込み。 プラスチック製の日用品の場合、小売価格への影響は数銭から数円程度となりそうだ。汎用樹脂は自動車や家電製品などの部品として幅広く使われている。 以下略 |
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| 2005年8月30日 日本経済新聞 |
樹脂フィルム 包装用値上げ トクヤマ子会社 トクヤマの全額出資子会社であるサン・トックス(東京・港)は29日、食品包装などに使うポリプロピレン樹脂性フィルムを値上げすると発表した。希望額は500平方メートル当たり300円(約10%)以上で、9月26日出荷分からの実施を目指す。原料合成樹脂の調達価格が7月から上がったのが理由だ。 |
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| 2005年8月29日 包装タイムス |
東セロ フィルム製品値上げ 9月21日出荷分から300円以上 東セロはポリオフィレン系フィルムおよび蒸着フィルム製品の値上げに乗り出す。原料価格の高騰、さらに物流諸経費等の値上がりによる負担増は、すでに事業存続を問われるレベルに達しており、製品価格の修正しかないと判断した。 CPP、OPP、LLDPE、蒸着の各フィルム製品が対象で、上げ幅はいづれの製品も1連当たり300円以上。9月21日出荷分から実施する。 以下略 |
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| 東洋紡 各種フィルム値上げ 9月21日出荷分から実施 東洋紡は包装フィルムの値上げする。対象はCPP、OPP、LLDPE、PET、ナイロンの全品種で、9月21日出荷分から実施する。原油高にともなうナフサ高騰を背景に、原材料費、さらに燃料諸費等の強硬な値上げに対し受諾を余儀なくされ、顧客への安定供給維持のためにも、製品価格の修正が必要と判断した。 上げ幅は、CPP、OPP、LLDPE各フィルムがいずれも一連(20マイクロメートル換算)あたり300円=現行価格に比較した上げ率は8〜10%、PETフィルムが同(12マイクロメートル換算)300円=同10%、ナイロンフィルムが同(15マイクロメートル換算)600円=同10〜13%。 以下略 |
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| ユニチカ ナイロンなどを値上げ 10月1日出荷分から ユニチカはナイロンフィルム、PETフィルムの国内価格を値上げする。上げ幅は、ナイロンが一連(15マイクロメートル換算)あたり600円、PETが同(12マイクロメートル換算)300円。10月1日出荷分から実施する。両フィルムとも昨秋に価格修正を打ち出したが、その後原料価格がさらに高騰に転じたことに加え、燃料諸費や物流費の上昇が事業採算を圧迫、製品価格の修正が不可避と判断した。 以下略 |
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| 2005年8月20日 日本経済新聞 |
樹脂フイルムなどの値上げ フタムラ化学、原料高を転嫁 フタムラ化学(名古屋市)は合成樹脂フイルムを9月16日出荷分から値上げすると表明した。原油高を背景に原料樹脂が値上がりしているため、製品価格に転嫁する。値上げは昨年秋以来。東セロなど他社も追随する可能性が高い。 値上げするのはポリプロピレンとポリエチレンのフイルムの全品種。値上げ幅は500平方メートル300円(10%前後)以上。 フタムラ化学は6月までに石油化学メーカーが打ち出した合成樹脂の値上げを受け入れており、原料コストが上昇している。このため菓子袋などに使う樹脂フイルムが需要期に入る9月に合わせて値上げに踏み切る。 同社は接着テープに使うセロハンも9月16日出荷分から値上げする。値上げ幅は500平方メートル千円(10%−13%)以上。原料パルプや化成ソーダなどの工業薬品の値上がりを転嫁する。 |
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| 2005年8月18日 日本経済新聞 一面掲載記事 |
原油高 転嫁広がる 汎用樹脂値上げ 10月に6-10% 原油の一段高を受け、素材分野で価格転嫁が拡大し始めている。旭化成、東ソーグループなど化学大手は石油化学製品の汎用樹脂を10月にも値上げする。値上げは半年−1年ぶりで幅は6-10%の見込み。消費財でもタイヤや加工食品メーカーが値上げに動いている。激しい価格競争の中で今のところ原料費上昇分の転嫁を見送っている家電などへも値上がり圧力が強まりそうだ。 旭化成グループは食品包装に使うポリエチレン樹脂を半年ぶりに値上げする方針。上げ幅は1キロ約10円(約6%)で、三菱化学、三井化学グループも追随する見込みだ。 三菱化学、出光興産などが出資するPSジャパンは家電製品に使うポリスチレン樹脂、東ソー系の大洋塩ビ樹脂を値上げする見通し。幅はいずれも同10円(約6%と約10%)で値上げはほぼ1年ぶり。 汎用樹脂の値上げは、今年入り春の石化基礎原料ナフサ(粗製ガソリン)価格の一時下落、中国の増産に伴う在庫調整で落ち着いていた。しかし原油がニューヨーク先物市場で1バレル60ドル台に高止まりし、ナフサ価格が今春に比べ約15%上昇。年末商戦に向けた需要増加を背景に、再び値上げに動き始めた。 王子製紙も1年ぶりにチラシやカタログに使う印刷用紙を値上げする方向で検討に入った。工場燃料費が予想以上に上昇しているうえ、販促用チラシ用などの需給が引き締まっているためだ。 消費財も一部で 電力料金や航空運賃などのエネルギーや物流分野などでも転嫁は広がっている。一部の消費財メーカーも素材高に物流費上昇が加わり値上げに動き始めた。住友ゴム工業、横浜ゴム、東洋ゴム工業の3社は今秋から石油製品の合成ゴムを原料とする市販用タイヤを4−7%値上げする。あじの素は燃料費上昇などで調味料価格を今月から最大4%引き上げた。ホームセンター大手のコーナン商事はアジアからの輸入する洗濯ばさみなど約6千品目を先月、約5%値上げした。 |
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| 2005年6月22日 日本経済新聞 |
価格の断層 ニューヨークの原油先物は21日最高値を更新し1バーレル60ドルに迫った。だが国内のガソリンは値下がりしている。素材も鉄鋼も汎用品や石油化学製品が中国の買い控えなどで下落する一方、自動車向けなどは値上げ攻勢を強める2極化が鮮明だ。様々な分野で価格の方向性がずれる「断層」が生じている。 ナフサ高転嫁 国内外で需要拡大を受け各社は増産投資を急ぐ。それでもアジア地域で高級鋼材の需要は7%程度の増加が見込まれ「08年まで供給能力不足は解消しない」と三村会長は指摘する。 ただ、「汎用品の価格下落傾向が長期化すれば、高級鋼材にも影響しかねない」(高炉幹部)との懸念も浮上し始めているている。 国内向け樹脂も値上げが続く。三菱化学グループなど石油各社は、今春、ナフサ高の転嫁を狙い、食品包装材などに使うポリエチレンとポリプロピレンの10%強値上げを打ち出し、需要家と交渉中だ。 昨年来5回目となる値上げの表明後にナフサ価格が下落し一時、先行き不透明感が強まった。しかし自動車が好調なポリプロの4月国内出荷量が前年比10%伸びるなど需要逼迫に加えて原油が再び高騰。 ここに来て値上げが徐々に通り始めた。「安定調達のため受け入れざるを得ない」(名古屋市の食品フイルム大手フタムラ化学)。度重なる樹脂値上げは需要家の経営を圧迫、足元の原油値上げ分をさらに価格転嫁できるかどうか微妙な面もある。 薄型テレビなどデジタル製品向け高機能素材「デジタル素材」も価格上昇に陰りが見えない。液晶テレビやパソコンモニター画面を明るくする「道光板」に使うアクリル樹脂の原料価格は1年前に比べ3割強高い。 |
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| 2005年6月3日 日本経済新聞 |
合成樹脂、アジアで急落 スポット 原料安、中国買い抑制 ポリエチレンなど汎用樹脂の東アジア市場価格が急落している。樹脂原料の値下がりが石油化学製品全般の先安観を強め、主な買い手である中国の樹脂加工業者が買い付けを抑制しているためだるためだ。3−4月につけた直近高値からの下落率は19−26%に達し、国内石化各社が取り組む合成樹脂の値上げにも影響する可能性が出ている。 食品容器や家電製品に使うポリエチレンの中国向けスポット輸出価格(運賃込み、中心値)は現在、1トン1010ドル。4月上旬に比べ350ドル(約26%)安い。フイルムなどが主用途の低密度ポリエチレンは990ドル、自動車部品などに使うポリプロピレンは930ドル。それぞれ3月4月の高値から20%程度下落した。中国で石化基礎原料のエチレンの新プラントが稼働して供給量が急増、エチレンと中間原料のスチレンモノマーの取引価格が反落した。原油の高騰一服局面で原料下落が加速し、汎用樹脂価格も一気に下がった。中国の樹脂加工業者は「在庫積み増しをせず、購入量を最小限に抑える。」(国内石化大手)という。 国内の石化各社は原料高騰を理由に合成樹脂の値上げを打ち出し、需要家と交渉中だ。国内市場での品薄感を背景に石化各社がおおむね優位に交渉を進めてきたが、アジアでの価格急落を受け「輸入樹脂の買い付け量を増やしている」(食品包装材メーカー)需要家も出始めた。アジアでの値下がり局面が長期化すれば、需要家が値上げを拒む材料になる。 |
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| 2005年5月 日本経済新聞 |
ポリエチレン アジア市場で続落 取引価格 原料安や買い控え 汎用樹脂のポリエチレンの取引価格がアジア市場で続落した。原油や原料ナフサ(粗製ガソリン)の値下がりからポリエチレンに先安観が台頭、中国の樹脂加工業者が買い付けを手控えているためだ。 ポリエチレンは生活雑貨や包装用フイルムなどに使う。中国など東アジア市場への輸出価格(運賃込み)は現在1トン1140ドル(中心値、フイルム用)で、1週間前より40ドル(3.4%)安くなった。3月上旬の直近の高値からの下落率は約11%に上る。 ポリエチレン原料のエチレン価格がここ1週間で約7%続落したのでが下げ要因。中国のエチレンプラント稼働で供給が増え、あじあのエチレン需給が緩和している。 中国の樹脂加工業者はポリエチレンを先安とみて、5月から購入意欲が衰えている。現地の樹脂加工業者は在庫積み増しを避け「必要量だけの購入に抑えている」(国内石化大手) 国内石化各社は国内向け出荷価格を10%以上引き上げる上げることを決め、包装メーカーなど需要家と交渉中だ。最近のアジア価格の下落は値上げ交渉には弱材料となりそうだ。 |
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| 2005年4月29日 日本経済新聞 |
汎用合成樹脂値上げを表明 住友化学・東ソー 住友化学と東ソーは食品包装フイルムや雑貨に使う汎用合成樹脂を、それぞれ値上げすると発表した。両社とも昨年は4回の値上げを実施したが、原料ナフサ(粗製ガソリン)の先高が見込まれるため、追加でコスト転嫁を求める。 住友化学は、5月16日出荷分からポリエチレン、ポリプロピレンをともに1キロ15円(11-12%)引き上げる。東ソーはポリエチレンを同21日出荷分から1キロ15円(9-12%)値上げする。低密度品、直鎖状低密度品、高密度品、エチレン酢酸ビニール共重合品の4品目が対象。 すでに三菱化学グループなども値上げを打ち出しており、石化大手の値上げ表明がでそろった。 |
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| 2005年4月21日 日本経済新聞 |
汎用樹脂の値上げ発表(1面記事) 三菱化学系2社 来月11日から 三菱科学系の日本ポリエチレンと日本ポリプロは20日、汎用樹脂のポリエチレンとポリプロピレンを値上げすると発表した。原料ナフサ(粗製ガソリン)などの値上あがりが理由。昨年から5回目の値上げとなる。 上げ幅はポリエチレンが1キロ15円(10-13%)、ポリプロピレンが同15-20円(10-15%)。5月11日納入分からの実施をめざす。両樹脂は日曜雑貨や食品包装フイルムなどに使う。三井化学子会社のプライムポリマー(同・同)などが同様の値上げを打ち出している。 日本ポリエチレンなどは4-6期のナフサ基準価格が1キロリットル約3万8千円になると予想する。過去4回の値上げでは約3万3千円のナフサを前提にした水準までしか改定出来ていないため、追加値上げで採算悪化を防ぐ。需要は堅調で、昨年のポリプロピレンの国内出荷量は前年比6%伸びたという。 |
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| 汎用樹脂、5回目値上げ ナフサ高 転嫁急ぐ 石油化学会社が汎用合成樹脂を結いか値上げするのは、急激な原油・ナフサ(粗製ガソリン)高に採算改善が追いつかないためだ。 石化会社は4半期ごとに決まる国産ナフサ(粗製ガソリン)の基準価格をもとに、ポリエチレンとポリプロピレンを値決めする。昨年11-12月に表明した4回目の値上げは、国産ナフサが最高になることを前提にしていた。 年明けの一時的なスポット価格安もあり、実際には3万3千-3万4千円のナフサ価格に見合う水準までしか樹脂価格を上げられていない。 各社は今回追加値上げに際し、4-6月期のナフサは4万円近くに急騰する可能性もあると予想する。1-3月期の予想価格である3万3千円より7千円高く、樹脂の製造コストはナフサ分だけで1キロ14円上がる。 4回目の値上げが完全決着する前に、石化会社が見切り発車的に5次値上げに動いたのはナフサ急騰への危機感の表れといえる。一方で需要家にとってはさんさんがさらに悪化するため、交渉は長期化する可能性もある。 |
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| 2005年4月15日 日本経済新聞 |
合成樹脂 再値上げ 石油各社原油高で 昨年初めから5回目 三井化学グループなど石油各社は原油高を受け、代表的な合成樹脂のポリエチレン、ポリプロピレンを値上げする。5月から1キロ当たり15-20円(10−15%)の引き上げを目指す。昨年初めから5回目という異例な頻度での値上げが続き、食品用包装フイルム、日用品など幅広い加工品の原料コストを押し上げている。 三井化学子会社のプライポリマーは14日、両樹脂を5月1日納入分から値上げすると表明した。日本ユニカーも16日納品分からのポリエチレン価格引き上げを発表。三菱化学グループ、住友化学も値上げを検討している。実現すれば汎用品は150-160円が中心となり昨年初めに比べ約40円(35%前後)高くなる。 両樹脂は自動車部品のほか収納ケース、バケツといった日用雑貨や菓子袋など消費者に身近な商品に広く使う。石化会社は原料のナフサ(粗製ガソリン)価格上昇を先取りする形で、5回目の値上げを決めた。 しかし小売り段階では根強いデフレ圧力が残り、加工品メーカーは樹脂価格の上昇分製品価格に転嫁仕切れずにいる。フイルムの値上げは2回にとどまり、フイルムメーカーは4回目の樹脂値上げをまだ受け入れていない。 2004年の国内市場規模はポリエチレンが約261万トン、ポリプロピレンが約267万トンだった。 |
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| 2005年2月2日 日本経済新聞 |
三菱化学、汎用樹脂値上げ 未達分を転嫁 三井化学は1日、食品包装材などに使う汎用合成樹脂ポリエチレン、ポリプロピレンの値上げを表明した。同社は昨年、ナフザ(粗製ガソリン)高を合計3回値上げしたが、目標額に達しなかった需要家に対して採算改善の追加値上げを求めるという。 上げ幅は両樹脂とも1キロ10円(平均7−8%)以上。2月納入分からの実施をめざし、該当する需要家と交渉する。既に、出光興産、三菱化学グループ、住友化学は同様の目的で昨年11−12月に4回目の値上げを表明しており、大半が現在も交渉を続けている。 三井化学は、昨年8月に打ち出した3回目の目上げでは原料の国産ナフサ基準価格が1キロリットル3万5千円になることを前提に交渉。実際に同年10−12月の国産ナフサは3万5千にまで上昇した。ただ需要家の抵抗もあって「平均すると3万3千円前後のナフサ価格に見合った水準までしか値上げられなかった」(同社)。 同社はナフサ価格の先行きが不透明なことを理由に追加値上げを見合わせていたが、最近になって直接原料となるエチレン、プロピレンの価格がアジア市場で上昇。原料を外部調達する際のコストも上昇しているため「値上げによる適正利幅の確保が必要と判断した」としている。 |
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